群馬鉄道SD1系電車

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群馬鉄道SD1系電車は、1988年に登場した近郊型電車です。当時高崎近郊を運行していた戦前製の吊りかけ電車を置き換えるために導入されました。

車体構造はJR211系電車をベースとしたビート付きステンレス構造を採用し、近代化とコスト縮減を実現しています。車内は群馬鉄道標準のドア間転換クロスシートを採用しました。また、制御装置は当時普及していたGTOサイリスタ素子VVVFインバータ制御を採用しています。なお、その後IGBT素子VVVFインバータ制御に更新された車両もあります。

SD1系は1988年〜1994年にかけて導入され、6両編成10本•4両編成10本•3両編成10本•2両編成 10本の合計150両が導入されました。また、一部は吾妻ゆけむり鉄道に無償譲渡され、同社のAY1系として活躍しています。

6両編成7本と4両編成7本は2014年の全車自由席特急再編と2階建車両付き一部指定席特急増強に伴う編成組み換えにより先頭車14両を捻出して、IP2系電車と同型の2階建車両を組み込み、10両固定編成に変更されています。捻出された先頭車14両はIP2系電車と同型の中間車を組み込み、現在は10両編成7本•6両編成3本•4両編成10本の合計128両が在籍しており、  10両編成は一部指定席特急『草津』『猿ヶ京』、4・6両編成は高崎周辺の近郊列車使用されています。

 

この記事は架空のものです。実在のものではありません。ご注意ください。