群馬鉄道ICL1系電車

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群馬鉄道ICL1系電車は、いわゆる『バブル景気』の真っ只中の1990年に登場した特急型電車です。1982年に開業した上越新幹線への対抗馬として登場しました。

外観はGKデザインが設計し、流線型を採用しました。このデザインはのちにJR681系に継承されました。列車編成は12両編成で、全ての車両で座席指定の特別車両『コンフォート』を採用しました。そのうち5号車はビュッフェ車両で、飲食物を販売しています。その後1998年改正で6〜12号車を座席数増加を目的として一般指定席の『スタンダード』に改造しています。制御装置も当時最新だったイギリス•GECアルストムGTOサイリスタ素子適用のVVVFインバータ制御を使用しています。(その後2006年から2009年にかけてJRE233系と同型の三菱IGBT素子適用VVVFインバータ制御に更新)

ICL1系は1990年6月1日ダイヤ改正で2編成が1日1往復の『スーパーおけさ』としてデビューし、1993年までに12両編成50本の合計600両が製造されました。今後は2021年までに新型車両のLEX2系に置き換えられる予定です。なお、1編成は群馬鉄道博物館に展示予定です。

 

この記事は架空のものです。実在のものではありません。ご注意ください。